あまりにも不憫なので…
2011.03.04
この度、キリ番をゲットされましたお方から
「零の幸せなストーリーがない!!」←実際、こんなに怒られてませんがw
とのお声が∑
はい、そーです。
零君大好きなのにもかかわらず、書けないんですよ!!
てゆーか
イメージわかないんですよ!!
なんて泣き言は許されません。
なんか書こう…
幸せ…幸せ…(迷宮入り)
あ!!
あるじゃん!!
時系列でいえばだ~~~~~いぶ昔な話ですがw
さて、続きが気になる方はクリックを!!
「静香」
俺の愛しの恋人は、やはり外で花を見ていた。
彼女は俺に気付くと天使のような微笑みを見せてくれる。
「銀牙」
体の弱い彼女の頭上には帽子がない。
何度も何度も「帽子を被ってから外に出ろ」という道師の言葉も、俺の言葉も聞かない。
無邪気な振りをして、かなりの知能犯だ。
「帽子ちゃんと被らないと駄目じゃないか。体はきちんと…」
「大事にしろ?」
重大なセリフを持っていかれる。
静香はいつもそうだ。
分かりきってるくせして、きちんとしない。
帽子の件にしたって、俺や道師が気付けば持って来てくれるのを知っている。
「~~~~~っ!
全く、どうして言うことを聞いてくれないんだ?」
ため息混じりにそう言うと、静香の頭に麦わら帽子を被せる。
静香はクスリと笑い、当たり前のような顔をして言い放つ。
「だって、こうでもしないと銀牙は私のことを気にかけてくれないでしょ?」
「え…?」
期待はずれの言葉が俺の鼓膜を叩く。
「いつもいつも修行ばっかり。私だけ…一人ぼっち……」
涙を滲ませながら彼女は寂しい思いを伝えようとしている。
…気付かなかった。
恋人だと思っていた彼女が、心から寂しがっているなんて。
ああ…
なんて俺は無神経だったろう?
どれ程彼女を苦しませ、悲しませてきただろう?
そう思うと胸が痛かった。
「静香…」
「自分勝手だって分かってる…。
でも、…寂しいの…っ!銀牙が隣にいないのが…!」
「ごめん…、ごめん…静香」
俺はしゃくり上げだした静香を抱き止める。
こんな狭い肩にいくつ重い『苦しみ』という荷物を背負わせたか。
謝っても謝っても足りないくらい、いっぱい背負ったのだろう。
こんなに泣く静香を見たことがなかった俺は、今まで自分がしてきた過ちを感じずにはいられなかった。
だって…
こんなに悲しそうに涙をこぼすんだから…。
「ごめんね…、鈍感で。
でも、本当は…修行だって静香がここにいてくれないと絶対しないし、
静香を守りたいと思うからしてるわけで…。
その…」
俺がしどろもどろでも伝えたいことが分かってくれるだろうか。
静香が好きだから、大好きだから…
絶対に魔戒騎士になって守ってやるんだ。
絶対に…この手で静香を守るんだ。
「うん…。銀牙って不器用だもんね」
「え?」
「本当はね、分かってるの。
何で修行をしてるのか。魔戒騎士になったらなにがしたいのか。
でもね、ほんの少しだけわがまま言うと…
一日、一回でもいいの。
こうして、抱き締めててほしい」
静香のかわいいおねだりとあっては、叶えない訳がない。
でも、それだけでいいのだろうか?
すごく不安だった。
「そんなんで…いいの?」
「うん、いいの。だってね…」
静香が俺の耳にこっそりと耳打ちする。
『銀牙がいるだけで幸せだもの』
俺はその言葉を聞いたとき、顔やら耳やらが真っ赤になってしまった。
…かわいいぞ、このやろう。
「そっか…。じゃあ…」
今日は師匠に怒られるまでこうしてようか。
あとがき。
いかがでしたでしょうか…。
ワタクシ、吐血が…ふぁっ!(死)
……何がしたいのかわからなくなってきた~~~♪
はい、壊れた頭は置いといて。
さて、懐かしの静香様がっ!!
イメージ崩れてないかな…?ビクビク
お楽しみいただけたら幸いですw
「零の幸せなストーリーがない!!」←実際、こんなに怒られてませんがw
とのお声が∑
はい、そーです。
零君大好きなのにもかかわらず、書けないんですよ!!
てゆーか
イメージわかないんですよ!!
なんて泣き言は許されません。
なんか書こう…
幸せ…幸せ…(迷宮入り)
あ!!
あるじゃん!!
時系列でいえばだ~~~~~いぶ昔な話ですがw
さて、続きが気になる方はクリックを!!
「静香」
俺の愛しの恋人は、やはり外で花を見ていた。
彼女は俺に気付くと天使のような微笑みを見せてくれる。
「銀牙」
体の弱い彼女の頭上には帽子がない。
何度も何度も「帽子を被ってから外に出ろ」という道師の言葉も、俺の言葉も聞かない。
無邪気な振りをして、かなりの知能犯だ。
「帽子ちゃんと被らないと駄目じゃないか。体はきちんと…」
「大事にしろ?」
重大なセリフを持っていかれる。
静香はいつもそうだ。
分かりきってるくせして、きちんとしない。
帽子の件にしたって、俺や道師が気付けば持って来てくれるのを知っている。
「~~~~~っ!
全く、どうして言うことを聞いてくれないんだ?」
ため息混じりにそう言うと、静香の頭に麦わら帽子を被せる。
静香はクスリと笑い、当たり前のような顔をして言い放つ。
「だって、こうでもしないと銀牙は私のことを気にかけてくれないでしょ?」
「え…?」
期待はずれの言葉が俺の鼓膜を叩く。
「いつもいつも修行ばっかり。私だけ…一人ぼっち……」
涙を滲ませながら彼女は寂しい思いを伝えようとしている。
…気付かなかった。
恋人だと思っていた彼女が、心から寂しがっているなんて。
ああ…
なんて俺は無神経だったろう?
どれ程彼女を苦しませ、悲しませてきただろう?
そう思うと胸が痛かった。
「静香…」
「自分勝手だって分かってる…。
でも、…寂しいの…っ!銀牙が隣にいないのが…!」
「ごめん…、ごめん…静香」
俺はしゃくり上げだした静香を抱き止める。
こんな狭い肩にいくつ重い『苦しみ』という荷物を背負わせたか。
謝っても謝っても足りないくらい、いっぱい背負ったのだろう。
こんなに泣く静香を見たことがなかった俺は、今まで自分がしてきた過ちを感じずにはいられなかった。
だって…
こんなに悲しそうに涙をこぼすんだから…。
「ごめんね…、鈍感で。
でも、本当は…修行だって静香がここにいてくれないと絶対しないし、
静香を守りたいと思うからしてるわけで…。
その…」
俺がしどろもどろでも伝えたいことが分かってくれるだろうか。
静香が好きだから、大好きだから…
絶対に魔戒騎士になって守ってやるんだ。
絶対に…この手で静香を守るんだ。
「うん…。銀牙って不器用だもんね」
「え?」
「本当はね、分かってるの。
何で修行をしてるのか。魔戒騎士になったらなにがしたいのか。
でもね、ほんの少しだけわがまま言うと…
一日、一回でもいいの。
こうして、抱き締めててほしい」
静香のかわいいおねだりとあっては、叶えない訳がない。
でも、それだけでいいのだろうか?
すごく不安だった。
「そんなんで…いいの?」
「うん、いいの。だってね…」
静香が俺の耳にこっそりと耳打ちする。
『銀牙がいるだけで幸せだもの』
俺はその言葉を聞いたとき、顔やら耳やらが真っ赤になってしまった。
…かわいいぞ、このやろう。
「そっか…。じゃあ…」
今日は師匠に怒られるまでこうしてようか。
あとがき。
いかがでしたでしょうか…。
ワタクシ、吐血が…ふぁっ!(死)
……何がしたいのかわからなくなってきた~~~♪
はい、壊れた頭は置いといて。
さて、懐かしの静香様がっ!!
イメージ崩れてないかな…?ビクビク
お楽しみいただけたら幸いですw
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コメント
No title
Re: No title
いつもいつも温かいお言葉、ありがとうございます!!
初めて書くコンビだったのでひたすらにこんなんでいいのかと自問自答を繰り返した作品でしたが、楽しんでいただけたようなら良かったです☆
これからもこのコンビはちょくちょく書いていこうと思ってますので楽しみにしていてください♪
初めて書くコンビだったのでひたすらにこんなんでいいのかと自問自答を繰り返した作品でしたが、楽しんでいただけたようなら良かったです☆
これからもこのコンビはちょくちょく書いていこうと思ってますので楽しみにしていてください♪
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今日も素敵なお話ありがとうございます。
零派の本領発揮!ですね。
銀牙×静香も鋼牙×カオルに並ぶナイスカップルですよね。
それだけに過去形なのが残念でなりません。(だから不憫なのかい!?)
やはり彼の『幸せ』は静香とともにあるのだなぁと改めて思いました。