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紫希の園。

牙狼について書き並べています…。あまり文才がないですが、お楽しみいただけたら幸いです!

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孤独の中の使命 

2011.02.13

まず最初に一言。


出来たー!


はい、出来ましたよ


零の苦労話が!←(ちょっと待て)


多少グダるかも知れないんですが、そこんところは許していただきたく。


続きからどうぞ。

不憫な零のお話の開幕です!!!





孤独の中の使命





これは、まだ俺が…涼邑零が冴島鋼牙に出会ってない頃の話。

やつに復讐を。

そう思って修行を重ね、ホラーを狩ってきた。

昼夜構わず剣を振るい、数多の敵をなぎ倒してきた。

ある日のこと。

朝目覚めると、枕元には指令書が置かれていた。

俺は魔戒騎士としてその指令書の指令を遂行しなければならない義務がある。

魔導火をかざし、浮かび上がった魔戒文字をひたすら読み解く。

「ふーん、2・3体固まってるんだ?」

今回の指令に記載されているホラーは、どうやら小規模な群れで活動を展開しているらしい。

たかだか3体程度の素体ホラー。

倒せないわけではない。

だが、シルヴァは俺をたしなめる。

《侮ってはいけないわ。今回の敵、厄介そうよ》

「分かってるって。心配しなくても大丈夫」

いつものように、聞いているんだかいないんだか、曖昧な態度で聞き流した。

俺は日暮れを待ち、そのホラーが潜むオブジェまで赴いた。

海沿いの小さな公園。

その一角にあるモニュメント。

そこから陰我を感知したシルヴァは、警鐘を鳴らした。

《おかしいわ…。このモニュメントからは1体分の陰我しか感じられない》

月が昇り、人通りも全くないこの公園にはオブジェはこれ一つ。

そのほかにそれらしきものは見つからない。

……そのときだった。

「くぁっ!」

俺の背後から噂のホラーが襲ってきたのだ。

すんでのところで剣を抜き、ホラーに対抗する。

数は2体。……1体足りない。

何処だ。

何処にいる。

探しても探しても、視界に入るのは2体の素体ホラーだけ。

仕方なく先に目前の雑魚を葬ることにした。

「鎧を召喚するまでもないね」

俺は向かってくるホラーを無残なまでに切り刻んだ。

原形をとどめないように。

「ねえ、シルヴァ。残りは?」

《…うかつだったわ。残ったやつは、東の管轄の黄金騎士・ガロ…、冴島鋼牙が殺しきれなかったホラーよ》

「何それ?俺はあいつの尻拭いをさせられてるっての?」

《やつは確か水に潜むホラー…。――――――後ろの海よ!》

シルヴァが叫ぶのと同時にホラーが海から姿を現した。

俺は怒りを隠しきれなかった。

何故、黄金騎士ともあろう者がこの程度のホラーを仕留められない。

何故、この俺がやつの尻拭いをしなければならない。

あいつは俺の仇だ。

なのに、何故俺の神経を逆なでする!!

俺の怒りは爆発した。

「うおおぉぉぉぉぉぉっ!」

鎧召喚なんて頭になかった。

目の前のホラーが「冴島鋼牙」に見えたのだ。

殺しても殺し足りない相手。

俺の大切なものを奪った―――――殺した魔戒騎士。

憎い。憎い。憎い。

あいつの全てが憎い。

さっきの雑魚よりも酷い殺し方をした。

抵抗できなくなっても、死んでも、切り刻み続けたのだ。

《止めなさい!…ゼロ!》

俺はシルヴァの声で我に返った。

こんなやつに「冴島鋼牙」を重ねて、切り刻んでも心はすっきりしない。

やはり、やつをこの手で殺さない限り解消されないのかもしれない。

「ねえ、シルヴァ」

《何?》

「お腹、空いちゃった」

《…仕方のない人ね》

シルヴァは呆れたようにそうこぼした。

満たされない心の空洞。

早く、早く「冴島鋼牙」を殺したい。

それが俺が始めて体感し、そして失ってしまった家族への唯一の弔いだと思うから。

今はシルヴァが、シルヴァだけが「家族」。

今はそれでいい。

でも、いつの日か家族の仇を討つまで、俺は…憎い顔を思い浮かべて剣を振るうんだ。






あとがき。


…はい。

時系列で言えば大分前の話ですね。

まだ零が鋼牙を憎んでる時代の話を少し書かせていただきました。

えー……

何が言いたかったのかといいますと、零はどれ程「冴島鋼牙」を憎んでいたのかなぁ…

と思いまして。

私なりの想像で書きました。

それからあんなに仲良くなっちゃうんですねー…

人の心って不思議なものですねw
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テーマ : 二次創作:小説 - ジャンル : 小説・文学

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早野紫希

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