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紫希の園。

牙狼について書き並べています…。あまり文才がないですが、お楽しみいただけたら幸いです!

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温かな言葉 

2011.02.01

ちょこっとだけ訂正しましたm(_ _)m


大部分は変わってないですが、システム的な変更なのであしからず。












温かな言葉




「お帰り」

それが、どれほど温かな言葉なのか。

俺は一生分からないだろうと思っていた。






番犬所の指令書どおりにホラーを狩り、疲れた身体を引き摺って帰る。

夜も更けているというのに、屋敷には執事のゴンザが寝ないで主の帰宅を待っていた。

「お帰りなさいませ、鋼牙様」

「ああ」

彼の出迎えを受け、脱いだ白コートの始末を任せ、誰もいないリビングへ向かう。

広いリビングには、これといって何かがあるわけでも誰がいるわけでもない。

しかし、今日はいないはずの人間がソファに座って寝ていた。

「カオル…」

普段なら部屋で寝ているはずの彼女がどうしてここに?

鋼牙は疑問でならなかった。

その疑問にゴンザは代わりに答えた。

「今日は鋼牙様のお帰りを待ちたいと言っておられまして。
 しかしながら、このような結果になってしまわれましたが」

なるほど、そういうことか。

鋼牙は仕事に出る前に「早く帰る」とカオルに伝え置いていたのを思い出した。

カオルはそれを信じて待っていたのだ。

《いいのか?放っておいても。風邪引いちまうぜ》

彼の左手中指に嵌まる魔導輪・ザルバが進言する。

言外に「部屋に運んでやれ」と言っているのだ。

鋼牙は誰にもばれぬ様にため息をつき、カオルを抱き上げた。

さすがに重いと思ったが、今日は鋼牙側に非があるので言わないことにした。

「ん…」

わずかな振動でカオルが目覚める。

それと同時に鋼牙は彼女の身体をベッドへ寝かせる。

「鋼牙…?」

「ああ」

カオルはその低い声を聞き、微笑んだ。

「……おかえり」

鋼牙もそれにつられて破顔した。

「ああ、……ただいま」

「遅かったから、心配した」

鋼牙は罰の悪そうな顔を浮かべた。

「すまない。予想以上にヤツを倒すのに手間取った」

「ううん、いいの。ちゃんと帰ってきてくれれば」

カオルは再び眠りの世界へ落ちようとしている。

その時に鋼牙に言った。




「好きだよ、鋼牙」



「…早く寝ろ。寝るまで



                 ここにてやるから」

「うん」



カオル。

お前が俺に呆れるまで、

今みたいに

「お帰り」って言って欲しい。

ゴンザにも、ザルバにもない、お前だけの「お帰り」。

それを、どうか…言い続けて欲しい。







あとがき。

鋼牙がもしカオルに「お帰り」って言われたらどんな気持ちなのかなぁって思って描きましたm(_ _)m

いやあ、


文才なくね?!!


なさ過ぎて困ってしまった…

すみません・汗

精進いたします…orz
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テーマ : 二次創作 - ジャンル : 小説・文学

コメント

お邪魔しています。 

こんにちは。飛んできました。
カオルの告白に胸がキュンとしました。
鋼牙、幸せ者だなぁ(>_<)ノ★。
また遊びにきます。
あの、ブログのリンクにリンク先を貼らせて頂いても良いですか?

Re: お邪魔しています。 

いらっしゃいませm(_ _)m

喜んで!貼ってくださるとは感激です・涙

幸せ者だなんてそんな(///△///)

でも、想いあっている二人が一番好きです!

またいらしてください☆

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早野紫希

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・純度100%道産子
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