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紫希の園。

牙狼について書き並べています…。あまり文才がないですが、お楽しみいただけたら幸いです!

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ひなまつり…だよね? 

2011.03.03

今日は世間一般で「ひなまつり」の日。


はい、ワタクシには世間一般の常識は通用しません←

学校が休み~\(^q^)/

なんとも嬉しいことではないですか!!


ひまだぁ…


さて、本題に話を戻しまして。


ひなまつり…にちなんだものを一つ書かせていただきました。

鋼牙は当然のことながら
今回は零も出したいなあ…と。


紫希の頭がおかしくてもお許しください…;
※道産子視点で書いております。多少皆様の常識からかけ離れていることをご了承ください。

続きを読むからどうぞ~♪
「ひなまつりかぁ…。俺には縁が言葉だよね」

俺がじゃなくて、俺たちがの間違いなんじゃないのか?」

魔戒騎士同士が珍しい会話を繰り広げている。


無縁すぎる行事


「だって、俺たちって年がら年中…暇さえあれば、昼間はオブジェの浄化するし、夜なんて指令書に従ってのホラー狩り。陰我消滅の日が巡ってこない限り、休みなんてないし」

「それは同感だな。だが、世間一般の…しかも暦に関係する行事を『縁がない言葉』として片付けるのはどうかと思うが」

いきなり冴島邸に押しかけてきた零は、我が物顔でリビングのソファを独り占めしている。

それどころか、どこからか『ひなまつり』という単語を拾ってきて鋼牙を相手に討論している。

鋼牙も仕方なさげにそれに応じているが、本気で嫌がっている様子はない。

それどころか少し楽しそうに見えた。

「ていうか、女の子じゃないから根本的に関係ない」

「…自己解決が出来るならここに来るな。というよりくつろぐな」

一人でソファを占領してるのが気に食わないのか、鋼牙が冷たくあしらう。

だが、零がその程度でめげるはすもない。

「いーじゃん。あ、でもカオルちゃんには関係あるかぁ。
 何だっけ?祝い遅れると嫁にいけないんだっけ?」

いきなり何を言い出すかと思えば…。

しかも微妙に合ってて微妙に間違っている。

「違う。雛人形を仕舞い遅れると嫁に行き遅れるんだ」

鋼牙が鋭く指摘する。

実際、鋼牙にしてみれば一般常識圏内なので分かるだけだった。

「あ~、そうだっけ?
 でもさ、そうなったら鋼牙が責任取ってあげるんでしょ?」

鋼牙は突然そんな話を振られ、動揺を隠せなかった。

平静を装おうと決め込んだが、少しばかり顔が引きつっている。

「……どうしてそういう方向の話に発展するんだ?」

「だって、そうなんでしょ?」

…今の零に何を言っても無駄なようだ。

鋼牙はそう悟った。

そして、とりあえずの答えを出す。

「否定はしないでおいてやる」

「ほら~。でもさ、まだ…手出してないんでしょ?」

囁くような零の声が甘く響く。

その瞬間にカオルの顔が鋼牙の頭の中を駆け巡る。

まだ。

まだ、手を出してはいけない。

そう思って、そう戒めて、今に至る。

「……ああ」

「キスは?」

キスなら幾度となくしてきた。

零がここに来る前にも…あの柔らかな唇に触れていた。

互いにその瞬間を『愛おしい』と思い、大事にしている時間の一つ。

鋼牙の気分によってその激しさは増すが、いつもキスをねだるのはカオル。

ごく稀に鋼牙からキスをすることはあっても、その腕の中にカオルがいるのだという確信が欲しいときだけ。

つまり、互いに溺れているのだ。

鋼牙はカオルに。

カオルは鋼牙に。

それを今になって自覚させられる。

それも…よりによってあの零に。

「……っ!」

「あはっ!耳まで真っ赤だぁ~!」

鋼牙の反応を楽しそうに見ている。

鋼牙はそれが気に食わない。

ここに魔戒剣さえあれば、迷わず鞘から抜いている。

「面白がってるだろ…!」

だが、零はそんなことなど気にも留めていない。

「ねえ、その先は?」

にやりと怪しい笑みをこぼす零。

他人の不幸は蜜の味と言うが、零にしてみれば他人の苦労は蜜の味なのだろう。

「手…出して、怖がらせたら……俺はきっと、生きていけない」

本心のままにそう告げる。

カオルは、鋼牙にすれば壊れやすいもの。

大事にしないとすぐに傷つき、壊れてしまう。

それが何より怖い。

零は何かを企んだかのようににやりと笑い、口を開く。

「あんまりそんなことしてると、他の男に取られちゃうかもよ?
 例えば、俺とか」

お前は遠慮という言葉を知らないのか?

せっかく大切にしているというのに、その幸せを打ち壊すなど言語道断。

そして、結論。

「お前ならば遠慮なく切り刻むから問題はない」

さすがに零はこの結論には耐え切れなかったようだ。

「うわ!!戦友を切り殺すんだ?!」

突然大声を出してソファの上のクッションを抱き締めて怯える素振りを見せる。

あまりにも幼稚な…しかし的外れではない反応だ。

「…いちいちリアクションがでかい」

鋼牙がため息混じりにそう呟く。

が、零はいつもの如く聞いてない。

「冗談で言ったのに~…」

「お前は本気なのか、冗談なのかの判別がつきにくい」

「だってわざとだもん♪」

確信犯なのか?

鋼牙は呆れて何も言えなかった。

「……。」

だが、もし零がカオルに手を出したりしたら、やるべきことは一つ。

本気で斬ろう。

それを零に伝える。

「カオルに手出ししたときは
 本気で冷静に殺し方を思案させてもらう

鋼牙が珍しくさわやかに笑う。

そして零は悟る。

本気だ。

手を出したその日に本気で殺される…と。

「うわ…、ひでぇ…!」

最後までふざけながら抗ったが、分かるのは…

鋼牙が何よりもカオルを大事にしているということ。

言葉には出さなくても、態度や素振りを見るだけで分かる。

この男はどうしようもなく、『御月カオル』という人間に惚れているのだ。

それも、一途に。

「そんな鋼牙だから、カオルちゃんが好きになったのかもね」

「……?」

零の言葉の真意が鋼牙には分からなかった。

「さ、おしゃべりはここまで!
 ひなまつりに飲むお酒って…焼酎だっけ?」

さらに間違った常識を披露する零。

すかさず鋼牙が訂正する。

「違う。甘酒だ…!」

「ま、いいや。鋼牙!酒、酒!飲み明かそうぜ!」

「飲むのはいいが、泊まるなよ。
 客間がないんだから」

「いーの、いーの!いざとなったら、お前をカオルちゃんの部屋に追い出して一人優雅にお前の部屋で寝てやるから!」

何だと?

どんな思いでこちらが我慢していると…!

そんな鋼牙の心の叫びが聞こえるようだったが、零はわざと気に留めないでおいた。

だが、鋼牙の中では零の発言が無神経に思えた。

実際、無神経に取られるように発言したのだが。

「…お前は一度死んだ方がいいみたいだな」

零は鋼牙の威圧的な態度にもめげない。

耐性ができたのもあるが、何より幾度となく共に戦ってきた友だ。

妥協する必要などない。

「早く酒出して!飲み比べしよーぜ!」

「話を聞け!」

――――――…。

結局、零は酔いつぶれて泊まることになってしまった。

鋼牙がリビングで寝たのは言うまでもない……。







あとがき。

いかがでしたでしょうか?

零が不憫な話の方が個人的に書きやすいんですけど、今回は鋼牙が犠牲になりました…

すまぬ…

たまには零にもいい役回りをさせてやってくれ!(心の声)


何を隠そう…


私は零派だ!!

だが、イメージが湧きやすいのが鋼牙とかカオルなだけなんだ!!←


…それもまた問題ですがね(-.-;)

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コメント

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Re: No title 

いらっしゃいませ!!

そうでしたか…。
そちらの地方では白酒なのですねw

北海道のとある地方では甘酒なのですよwww

なのでちょろっと癖が出てしまって申し訳ありません…orz

また遊びにいらしてくださいね☆

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Re: No title 

いえいえ(//△//)

お楽しみいただけるような作品を書けるように精進いたします…m(_ _)m

また遊びに来てくださいね!

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