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紫希の園。

牙狼について書き並べています…。あまり文才がないですが、お楽しみいただけたら幸いです!

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地震がすごいですが… 

2011.03.13

BGM代わりにテレビをつけていますが、ちょっと気が滅入りそうです…。

皆様、ご無事でしょうか?

私はいつもどおりバカな頭で、あーだこーだしてましたが…(-.-;)

おいでくださる皆様がとても心配です。

心配なんですが、沈んでいても進展しないので、小説を一つ書きたいと思いますv


これを読んで、皆様に笑顔が戻りますよう願っています…;


それでは、ご覧ください。





「あちゃ~…。今日はもうだめかなぁ…」

カオルは珍しくキャンバスの目の前でそう呟いた。

キャンバスに描かれた絵は、黄金騎士。

しかし、どこか暗い表情をしている。

配色の問題だろうか、それとも配合を間違えたか。

どちらにしろ、この絵を人様の目に晒すような真似はできないような出来栄えだった。

「なにやってんだろ…」

カオルはパレットと筆を棚の上に置き、うつむく。

何かが悲しいわけじゃない。

でも、確実に自分の心は暗く沈んでいるのだ。

理由など、分かるわけもなかった。

こんなとき、鋼牙がいてくれれば。

そう切に願う。

しかし彼は指令書に従い、数多のホラーを相手に魔界で戦っている最中だ。

……こんな情けない顔を、彼に見せることなんて出来ない。

今にも泣きそうな自分がいたのに気付く。

「あれ…。なんで、涙なんか…」

頬に温かな涙が伝い落ちていく。

…寂しい。

寂しいよ、鋼牙……。

訳もなく辛いのに。

訳もなく悲しいのに。

それを打ち明けられる大事な人がいない。

心が……空っぽになった感じがした。

「鋼牙ぁ…、鋼牙ぁっ…!」

子どものように泣きじゃくり、声を上げてしまう。



お願いだから。

置いて行かないで。

お願いだから。

側にいて。


心がそう叫んでいる。

でも、…鋼牙は……。

「カオル」

不意に聞きなれた声で背後から呼ばれた。

カオルは声を上げるのを止め、ゆっくりと振り向く。

そこにいたのは……、冴島鋼牙だった。

「何をそんなに泣いている?」

「だ…て、こうが……何もいわな…で、出てっちゃって…、寂しくて…っ!」

「バカだな…」

鋼牙はゆっくりとカオルに近寄り、優しく抱き止める。

懐かしい鋼牙の香り。

懐かしい鋼牙の逞しい腕。

懐かしい鋼牙の穏やかな心音。

カオルはそれだけで安心してしまうようになった。

空っぽな心が、鋼牙で満たされていく…。

「お前がこの家にいるんだ。
 俺が帰ってくるべきは、この家の…お前のところしかないだろう?」

鋼牙は穏やかな顔でそう言い聞かせる。

しかしカオルは鋼牙の胸に顔をうずめ、大人しくしている。

故に鋼牙の表情を見ることなど出来ない。

けれど彼女には分かるのだ。

この部屋に来るとき、ザルバを部屋に置き、一人の男として来てくれていることを。

……カオルにしか見せない、男の『鋼牙』。

それを独り占めできるなら、今日くらいこの腕に甘えよう。

それくらい罰は当たらないだろうから……。
















あとがき。

はい、死んだ☆←(早いっての;)

どーですか?

ワタクシの沈みきった心で書いた鋼牙とカオルは?!

お気に召していただけるといいのですが…。


明日は一応予定として『ホワイトデー』のネタを更新したいと思います……ぁー。

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早野紫希

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